Biostar2 v2.7.5から、Active Directoryをサポートします。
<Active Directory>
Active Directoryは、会社のファイル サーバーのアカウント情報やユーザーのPC情報などを保存するデータ ストレージです。
BioStar v2.7.5からActive Directory ServerからBioStar2のユーザー情報を更新できます。
<Active Directory サポートの特徴>
1) Active Directory サポートとは、管理者が手動で BioStar2 SW にユーザー情報を追加することではなく、Active Directory の現在のユーザー情報から BioStar2 のユーザー情報にユーザー情報を更新できることを意味します。
2) 更新されたユーザー情報で BioStar2 SW にログインできます。
http://kb.supremainc.com/knowledge/doku.php?id=en:available_to_login_with_id_login_id_or_email
<必要なライセンス>
Advanced以上のライセンスが必要です。
アクセスコントロールライセンス
Items | Starter (Free) | Basic | Standard | Advanced | Professional | Enterprise | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Access Control | Max. User | Unlimited | Unlimited | Unlimited | Unlimited | Unlimited | Unlimited |
Max. Device | 1,000 | 1,000 | 1,000 | 1,000 | 1,000 | 1,000 | |
Max. Door | 5 | 20 | 50 | 100 | 300 | 1,000 | |
Zone | - | - | Supported | Supported | Supported | Supported | |
Elevator | - | - | - | Supported | Supported | Supported | |
Graphic Map | - | - | - | Supported | Supported | Supported | |
Server Matching | - | - | - | Supported | Supported | Supported | |
Cloud | - | - | Supported | Supported | Supported | Supported | |
Active Directory | - | - | - | Supported | Supported | Supported | |
Local API Server | - | - | Supported | Supported | Supported | Supported |
<Active Directory接続の構成>
Active Directory サーバーに接続することで、ユーザー情報を BioStar2 サーバーに同期できます。
以下の項目が同期されます。
- ユーザーID、ユーザー名称、メールアドレス、電話番号、有効期限
<BioStar 2のActive Directoryを設定する方法>
0. BioStar 2のActive Directoryを設定する前、以下の記事を参照してActive Directoryサーバーの接続を確認してください。[BioStar 2] Active Directoryの確認方法
1. アドバンスト以上のライセンスを確認します。BioStar 2のライセンス活性化
2. 設定>サーバ>ユーザーID種別をアルファベットに変更し適用します。
3. 設定>アクティブディレクトリをクリックします。
4. [Active Directory Server]情報を入力します。
4-1) 「安全な転送」を無効または有効にします。
- オプションに関する注意点:Windows Active Directoryサーバーとの通信時に暗号化を使用できます。ただし、特定の Active Directory環境でのみサポートされています。Active DirectoryサーバーとActive Directory 証明書サーバーは、同じ PC にインストールする必要があります。そうでない場合、オプションを使用して Active Directory サーバーに接続することはサポートされていません。
- Active Directoryサーバー暗号化の詳細な構成については、添付ファイルを参照するか、BioStar2ヘルプページのActive Directory Encryptionを参照してください。「安全な転送」オプションを構成する前、Active Directory サーバーを構成し、証明書をエクスポートする必要があります。
4-2) システム内のActive Directoryの情報を参照し、Active Directoryのサーバ情報や接続情報を入力してください。
4-3) テスト接続をクリニックしActive Directory ServerとBioStar2 Serverの接続を確認します。
5. Active Directoryサーバーフィールドに合わせて「フィールドの設定」を選択します。
- ユーザーIDフィールドは固定されて、ユーザー名称から有効期限のフィールドをマッピングできます。
6. 適用をクリックします。
7. 再度[アクティブディレクトリ]メニューに移動し、同期かの[今すぐ同期化] をクリックして、Active Directoryのユーザー情報をBioStar2 のユーザー情報に同期します。
- 注意:自動同期はサポートされていません。[今すぐ同期化]をクリックした場合にユーザー情報が同期されます。
- 同期されたユーザー情報は、ユーザー同期のオプションに従って、BioStar 2 サーバーに接続されたデバイスに転送されます。