今までのOSDPスレーブの使用法は以下になります。

  1. サードパーティのACUは生体情報を含むカードを保持し、SupremaリーダーはOSDPスレーブリーダーです。
  2. SupremaデバイスはAccessOn Card(Template On Card)を処理し、その結果をサードパーティのACUに送信します。

ユーザー情報をSupremaデバイスにて管理し、認証成功ユーザーのカードデータをSupremaデバイスから送信したいお客様は、FWを変更せずにSupremaデバイスを使用することはできませんでした。

 

BioStar2 v2.8.10からは、インテリジェントスレーブ機能をサポートします。


インテリジェントスレーブは、Supremaバイオメトリクスデバイスとサードパーティコントローラが接続された環境でバイオメトリクスによる認証を行う際に、認証結果をOSDPカードデータにて送信することで、多数のユーザーの1:1または1:Nマッチングを可能にする機能です。

[インテリジェントスレーブのシステム構成]


以前は、SupremaデバイスをOSDPスレーブデバイスとしてサードパーティのACUに接続するには、カスタマイズが必要でした。BioStar 2.8.10からは、カスタマイズせずにインテリジェントスレーブ機能を使用できます。


<サポートする端末とFW情報>

* BioStar 2.8.10以降のバージョンは必須です。

端末モデルFWバージョン
BioEntry W2v1.6.3以降


<インテリジェントスレーブの構成方法>

ステップ1. BioStar2とデバイスファームウェアがIntelligentSlaveをサポートするバージョンであるかどうかを確認します。


ステップ2. デバイスがRS-485デフォルトモードになっていることを確認します。

ステップ2-1. RS485のボーレートがサードパーティのACUのボーレートと同じであるかどうかを確認します。 通常、サードパーティACUのデフォルトは9600です。

* ノート

  • SupremaデバイスがRS485(OSDP)を介してサードパーティACUのスレーブデバイスに接続されると、Supremaデバイスは自動的にOSDPの周辺機器になります。


ステップ3. デバイスの詳細ページで、インテリジェントスレーブ項目を確認します。

  • Exception Code: デフォルトは[無効]です。 Supremaデバイスは、認証失敗や認証成功のユーザー情報のカードが存在しないなどの例外の状況で、正確なログを取集し送信できます。 サードパーティのACUのシステム要件に応じて、このオプションを有効にして、10進数または16進数で設定できます。 0から18446744073709551615までの10進数を入力でき、0からFFFFFFFFFFFFFFFFまでの16進数または16進文字を入力できます。(8 bytesまで)


  • 出力情報: 認証が正常に完了すると、カードIDもしくはユーザーIDで出力できます。

  • OSDP ID: デバイスのOSDPアドレスを入力できます。0から126までの値を入力する必要があります。

 

ステップ4. BioStar 2で新しいユーザーを作成して、接続されているSupremaデバイスにユーザーデータを同期します。その後、ユーザー認証成功を確認します。 

 

ステップ5. デバイスをRS485(OSDP)を介してサードパーティのACUに接続し、動作を確認します。