BioStar 2からBioStar Xへの移行を検討されるお客様が増える中、最も多く寄せられる質問の一つが、このアップグレードが既存のAPIベースの連携機能にどのような影響を及ぼすかという点です。
本記事では、互換性に関する重要な留意点をまとめるとともに、開発者による対応が必要となる既知のAPI変更点について解説します。
全体的なAPI互換性
BioStar 2で使用されているAPIの大部分は、修正なしでそのままBioStar Xでも動作します。
新しいフィールドや構造が追加された場合でも、それらが既存のBioStar 2との連携(インテグレーション)に支障をきたすことはありません。多くの場合、BioStar 2のREST APIに基づいて構築された連携機能は、スムーズにBioStar Xへ移行できます。
重要な例外: /api/setting/biostar のレスポンスボディにおける「licenses」フィールドの構造変更
BioStar 2とBioStar Xの間で互換性が異なるAPIエンドポイントが1つあります。
GET /api/setting/biostar
BioStar Xでは、本APIのレスポンスボディにおける `licenses` フィールドの構造が変更されました。
この変更に伴い、`licenses` フィールドに依存する連携機能については、移行時に見直しと更新を行う必要があります。
BioStar X licenses のフィールド構造
"licenses": {
"base": {
"id": ,
"prodName": ""
},
"capacity": {
"door": 0,
"user": 0,
"operator": 0
},
"feature": {
"commServerBase": false,
"commServerAddonCount": 0,
"videoCount": 0,
"serverMatching": false,
"api": false,
"visitor": false,
"tna": {
"standard": false,
"enterprise": false
},
"remoteAccess": false,
"activeDirectory": false,
"rollCall": false,
"gisMap": false,
"mobile": false,
"plugin": false,
"evtLogApi": false,
"advancedAcs": false
}
}
ご利用のアプリケーションが、本エンドポイントから返される `licenses` フィールドの情報を解析または利用している場合は、BioStar X への移行を完了する前に、それに応じたロジックの更新を行ってください。この部分を適切に調整しないと、解析エラーやシステムの誤動作が発生する恐れがあります。
APIドキュメントに関する注記
BioStar X APIの完全なドキュメントはこちらからアクセスできます: BioStar X API Doc
注意事項:
このドキュメントに記載されていないAPIは、BioStar Xではまだ一般公開されていないことを意味します。
今後もエンドポイントや機能が順次リリースされる予定ですので、定期的にドキュメントをご確認いただくことをお勧めします。
各バージョンのリリースノートもこのドキュメントに記載されています。
サポートが必要な場合は
BioStar X APIに関するご質問がございましたら、公式サポートチャネルを通じてチケットを送信してください。: Support Page