BioStar 2.7.11から、新しいユーザー同期オプションが追加されました。
ユーザー同期オプション「特定の端末(アクセスグループに属する端末のみ)」は、部分的な自動ユーザー同期モードです。 つまり、アクセスグループの構成に応じて、ユーザーデータは所属するデバイスに自動的に同期されます。
BioStar v2.7.14から、関連するアクセスレベル、フロアレベルをデバイスに転送が可能です。
注意
- 同期に「特定の端末(アクセスグループに属する端末のみ)」機能を使用する場合、グループマッチング機能は使用できません。グループマッチングを使用している場合は、この機能を使わないでください。
1.「特定の端末(アクセスグループに属する端末のみ)」同期は?
- アクセスグループを、そのデバイスが属しているデバイスに転送します。
ユーザーデータを各ドアリレーとフロアリレーのマスターデバイスに転送します。
- デバイスが含まれているすべてのアクセスグループの1つ以上のアクセスグループにユーザーが含まれていない場合は、そのユーザーを削除する必要があります。
- デバイスが含まれているすべてのアクセスグループの1つ以上のアクセスグループにユーザーが含まれている場合、そのユーザーはデバイスに保存され、更新される必要があります。
- デバイスが含まれていない特別なアクセスグループは、ユーザーデータを取得する必要があります。(例:バイパスグループなど)
- デバイス管理者として登録したユーザーは、デバイスに転送する必要があります。
2.「特定の端末(アクセスグループに属する端末のみ)」同期を構成するには?
1. 「BioStar 2>設定>サーバー>ユーザー/端末管理>自動ユーザー同期」からモードを選択します。
2. ポップアップ警告メッセージが表示されます。新しいユーザー同期モードを使用するために各デバイスの[データ削除&端末同期]をクリックする必要があることを意味します。 「OK」をクリックします。
注意
「データ削除&端末同期」を行わない場合、各デバイスは以前に保存した無効なユーザーが残ります。
無効なユーザーデータがデバイスに保存されている場合は、操作中に問題が発生する可能性があります。
3. 2つの新しいデータベーステーブルがAC DBに作成されます。 (t_acsgrsent、t_usersent)
4. 各デバイスの「データ削除&端末同期」を実行します。(右クリック)