イントロ
独自のカスタマイズやその他の目的でRESTfulAPIとしてBioStar2 New Local APIを使用する場合は、この記事を参照してください。この記事では、C#コンソールアプリケーションによるBioStar 2 New Local APIの基本的な使用法について説明します。
機能
この記事では、以下の機能について説明します。
- Send Email APIにてビジュアルフェイスを登録
- デバイスによるビジュアルフェイスを登録 (FaceStation F2)
この記事では、API関数を呼び出してVisualFaceをBioStar2サーバーのユーザーに登録する方法を確認します。New Local APIを介してVisualFaceを登録する方法は2つあります。
API呼び出し用に作成されたC#プログラムのサンプルコードをご覧ください。ソースコードをコピーして貼り付けて同じ機能を使用できます。
また、RESTfulAPI呼び出しに使用するプログラムであるPostmanを介してAPI関数を呼び出す方法も確認します。
* VisualFace登録用のEメールを送信するためにクラウドとメールの設定が必要です。
クラウドの設定は、リンクを参照してください。
*メールを送信してVisualFaceを登録する機能を使用するように、メール送信オプションの設定が必要です。
メール送信オプションを設定するには、以下の手順に従ってください。
また、RESTfulAPI呼び出しに使用するプログラムであるPostmanを介してAPI関数を呼び出す方法も確認します。
*メールを送信してVisualFaceを登録する機能を使用するように、メール送信オプションの設定が必要です。 メール設定は以下の手順に従ってください。
- Biostar 2 > 設定 > メール設定
- 「SMTP設定」をクリックし、適切な値を入力します。
- メール用に設定する場合は、[Visual Face Mobile Enrollment]を有効にし、追加のオプション(メールの件名、会社名、会社ロゴ、連絡先)を入力します。
- ユーザーのメールアドレスを登録します。
- SMTP設定とVisualFace Mobile Enrollment設定のセットアップ方法の詳細については、リンクをご覧ください。
Part 1. API呼び出しとパラメーター
[POST]: /api/v2/send_email
[パラメーター]
名称 | タイプ | *M/O | 説明 | バリュー |
Id | String | O | 選択したユーザーのID |
|
Language | String | O | メール送信の言語 | 英語は“en” |
* M – 必須, O – オプション
Part 2. リクエストボディとレスポンスモデル
[値の例/パラメーターモデル]
{ "id": "2", "language": "en" } |
[レスポンスモデル]
{ "code": "0", "httpResponseStatus": 200 } |
[レスポンス: 失敗]
{ "code": "1000" } |
[レスポンス: 成功]
{ "code": "0" } |
Part 3. コンソール例
[メール送信(ビジュアルフェイス登録)のソースコード]
static async void EmailVisualFaceReg() { Console.WriteLine("*****EmailVisualFaceReg Task Started*****"); CookieContainer cookieContainer = new CookieContainer();
HttpClientHandler handler = new HttpClientHandler(); handler.CookieContainer = cookieContainer;
HttpClient httpClient = new HttpClient(handler);
HttpClient client = new HttpClient(handler); httpClient.DefaultRequestHeaders.Add("bs-session-id", sessionID); cookieContainer.Add(new Uri("https://127.0.0.1"), new Cookie("bs-session-id", sessionID)); ListUsers(); Console.WriteLine("Select User ID for Visual Face Registration via Email..."); string userID = Console.ReadLine(); string resourceAddress = "https://127.0.0.1/api/v2/send_email/";
JavaScriptSerializer serializer = new JavaScriptSerializer();
string payload = "{ \"id\": \"" + userID + "\", \"language\": \"en\"}"; Console.WriteLine(payload); StringContent sc = new StringContent(payload, Encoding.UTF8, "application/json"); //HttpResponseMessage httpResponse = await httpClient.PostAsync(resourceAddress, sc); HttpResponseMessage httpResponse = httpClient.PostAsync(resourceAddress, sc).Result;
if (httpResponse.IsSuccessStatusCode == true) { Console.WriteLine("Email Sent. Check your Email."); string httpResponseBody = await httpResponse.Content.ReadAsStringAsync(); Console.WriteLine(httpResponseBody); } else { Console.WriteLine("Email Send Failed."); Console.WriteLine(httpResponse.ToString()); } } |
[メール送信(ビジュアルフェイス登録)成功]
[メール送信]
Part 4. Postmanにてビジュアルフェイス登録
[リクエスト]
*メールアドレスが登録されているユーザーのIDを入力してください。
[Response Body: 成功]